第一章|分類:柴犬とはなにものか?
- 種別:イヌ科イヌ属 シバイヌ種
- 別名:ジャパニーズサムライドッグ/無言の哲学者
- 生息域:日本全土(都市・山・田舎問わず)、ただし都会でも野性味を隠せない
柴犬とは、見た目はもふもふ、性格は武士という、極端なギャップで人類を惑わす存在である。
第二章|外見:フォルムで語る柴
- 耳:ピンと立っている。聴力優秀。基本的にあなたの悪口も聞こえている。
- 目:細く鋭いが、実は愛情深い。「ツンデレモード:常時ON」。
- しっぽ:くるんと巻いている。テンションメーターとして高性能。
- 毛:ダブルコート(換毛期=毛の大噴火)。吸引力のある掃除機が一家に一台必要。
第三章|性格:そのマイルールに迫る
- 忠誠心:ある。ただし「納得したときのみ発動」。
- 愛情表現:基本ツン。「あ、この人好きかも」って思った瞬間だけ急に甘える。
- 社会性:他の犬?空気読むけど、合わせない。基本マイペース。
柴犬は「空気を読むけど、流されない」犬界のインディペンデント精神である。
第四章|習性:柴犬あるある観察記
- 呼んでも来ない。でも勝手に後ろをついてくる。
- 抱っこは苦手。でも自分から膝に乗ってくる日もある。
- 機嫌悪いと無表情。でもちょっと尻尾が揺れてる。バレてる。
- なにかと「ドヤ顔」でこっちを見てくる。謎の上から目線。
第五章|柴犬との接し方マニュアル
状況 | 柴犬の反応 | あなたがすべきこと |
---|---|---|
目が合った | じっと見てくる | 見つめ返すとだいたいそらされる |
名前を呼ぶ | 無視 or ゆっくり近づく | 呼ばれる理由を考えている |
散歩に誘う | やる気 or 座り込み | 5秒後に気が変わる可能性あり |
第六章|柴犬が人間に教えてくれること
- 媚びない優しさ
- 言葉にしない信頼
- 「無理に合わせない関係」が心地いいってこと
柴犬は、飼うというより「相棒になる」存在。
強く、気高く、でもたまに弱くて、甘えんぼうで。
その全部を言葉にせずに、“じっと見ている目”で伝えてくる。
巻末付録|柴犬テンション早見表 🐾
しっぽ | 状態 |
---|---|
高速ふりふり | 超ハッピー!でもなぜか顔は真顔 |
ピクリともしない | お怒りモード or 無の境地 |
だらーん | 疲れてる or ちょっと落ち込み中 |
📖 完結編予告:『続・柴犬解体新書 ~無言の哲学者と暮らすということ~』
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